■ Dr's Profiel
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略歴 帝京大学医学部 卒業 同大学付属病院皮膚科学教室 勤務 東京警察病院皮膚科 勤務 帝京大学付属溝の口病院皮膚科 修練生 山の手美容皮膚クリニック前院長
日本皮膚科学会会員 日本美容皮膚科学会会員 日本抗加齢医学会会員 |
■ Vol.1〜美肌の定義〜
皮膚科学、美容皮膚科学の観点から、皆様の肌の健康や美容に役立つ情報を、たくさん提供できたら嬉しく思います。
私は、ホーム“スキン”ドクターをもっとうに、診察をしています。アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、白癬(水虫)等の病気から、シミやシワ、ニキビ等の美容の悩みまで、何でもご相談ください。
さて突然ですが“美肌”とは何でしょう?人それぞれだと思いますが、私ははりとつやのある、なめらかな肌だと思っています。自分の肌をよく観察し、よく触れていますか?美肌への近道は、観察する事から始まります。そして「綺麗になりたい」、その気持ちが大切です。男女を問わず、肌は大切なコミュニケーションツールのひとつ。ファッションの一部と言っても過言ではないでしょう。
次号は、幅広い年齢の方が悩んでいる、ニキビについて。なかなか治らない方も諦めないでくださいね。治療だけでなく、ホームケアも含めたトータルケアで、治しましょう。次号まで待てない方はクリニックでお待ちしています。
■ Vol.2〜手ごわいニキビ〜
ニキビは思春期の病気、は昔のこと。近年ニキビに悩む女性はとても増えています。20〜30代からでもできるのです。私もその一人でした。
ニキビの原因は、毛穴の皮脂づまり。それにより、繰り返し炎症が起きるのです。また、間違ったスキンケア、ストレス、不規則な生活なども関係します。私の外来には、生活などを改善しても治らず、しかも「病院で治療をしても治らない」と多くの方が訪れます。最初に時間をかけてご説明します。白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、膿んだニキビ、それぞれの段階で治療が異なります。そして私が提唱しているのは“トータル治療”です。今までに足りなかったことをプラスして治療を始め、スキンケアもご指導します。原因を改善する治療がされていない方の、なんと多いことか。そこで導入するのが“ケミカルピーリング”です。酸性の薬品で、肌表面のケアをする方法で、皮膚科医のもとで受ければ安全なものです。治療後にお化粧もできます。効果は、ニキビの改善以外にも様々で、小じわ、乾燥肌、くすみ、シミ、毛穴の開きなど。年齢を問わず受けられる治療です。
さて、私も大量にできたニキビで悩んでいた時は、とても憂鬱でした。何をして治したかというと…今、私が患者様にしているすべてのことなのです。
私たちの周りには、様々な生物が存在しています。
細菌は、微生物の一種で、人体に悪いものから良いものまで、その種類は数え切れないほどです。その中でも、特に怖いイメージを持つ菌は?と質問されたら、専門的な知識がなくてもボツリヌス菌を挙げる方が多いのではないでしょうか。
しかしこのイメージの悪い細菌の持つ毒素が、近年の美容皮膚科、形成外科の治療分野においてなくてはならないものになっていることを、皆様はご存知でしょうか。通称ボトックスと呼ばれる治療法で、強い毒性を持つ毒素を治療目的で皮膚や筋肉に注射してしまうのです。初めは眼科医により斜視の治療として始められましたが、今では他の疾患にも広く使われています。
それでは、どんなにこの菌の毒素が美容にとって効果的かをお話します。まず代表的な作用は、筋肉の動きを止める作用です。これは表情筋による眉間のたてジワ、目じりのカラスの足跡と呼ばれる笑いジワ、額のよこジワなど、繰り返しの筋肉の動きで癖になってできるシワに効果があります。特に眉間のたてジワは楽しい話をしている時には決してできないシワですし、印象もきつくなるものです。これが消えたら全体的に表情も明るくなります。この他にもボツリヌス菌の毒素には、男女問わず嬉しい効果があります。それは、汗を止める作用です。夏場にワキの下にたくさん汗をかいて、お洋服がシミになってしまった経験はありませんか?ボトックスはこれを見事に止めてくれます。いずれのボトックスの効果も永久ではありません。し個人差や治療の部分にもよりますが、大体3〜6ヵ月間です。繰り返しお受けになると効果を持続させる事ができます。繰り返しお受けいただいている方が多いことからも、この治療がとても魅力的なことが分かります。
鏡の前で色々な表情をしてみたり、色々な角度からご自分の顔をじっと観察して見てください。気づかなかったシワが現れていませんか?